美味しいご飯の炊き方

美味しいかどうかは人によって違いがありますが、ご飯を美味しく食べるための要素としては、以下のような内容が考えられます。

1.自分の好みに合う米の品種

 

人それぞれの好みに合う米の品種(ブランド米)について、情報(データ)を基に選別する事になります。
なお、情報収集力を高めるためには、情報収集力に優れた優秀なお米屋さんと付き合う必要があります。

2.精白の程度(歩合)が、自分の好みと合う


食味・色合い・見た目の良さを取るか、それとも栄養価の高さを重視するかで違ってきます。

3.美味しい米の品種を売ってくれるお店を持っている


お店・直販農家については選別が難しいですが、判断の目安として保管状況が悪いお店・直販農家は夏場にはお米の味が落ちるので、夏場の購入米の味を吟味するのも良いかと思います。

4.保管をしっかりと行い、品種本来の味が落ちないようにする

 

一般的に温度が15度以下の最も涼しいところにおいて保管します。
それでも味が落ちる事があるので、買ってきてから何日ぐらいでまずくなるかを経験法則的に見定めて、それまでに消費出来る量を購入することです。  

5.品種が保証する旨味を引き出せる炊飯器を使用している

現在の炊飯器はかなり進化していて、その気になれば米の品種に合わせた炊き方を調整できるまでになっているので、炊飯器の使用方法を熟知し経験する事です。  

6.自分の好みに合ったご飯の炊き方である

まずはご飯の炊き方の基本をマスターする事です。
炊き方の基本は以下のようになります。

  1. 表面のヌカをとるために、大きめのボウルに分量の米を入れ、たっぷりの水を勢いよく注ぎ、ざっと大きく混ぜながら手早く洗う。
  2. 静かに濁った水を捨て、もう一度水を入れて手早く混ぜ、水を捨てる。
    水を捨てる時、流す水に手を添えて、米がこぼれないようにする。
  3. 米を軽く握り、こすり合わせるようにリズミカルにとぐ。
    また、米を片手で救いよせ、手のひらでギュッと押さえるようにしながらとぐ。
    ただし、力を入れてとぐ必要はなし。
  4. たっぷりの水で2〜3回とぐ作業を繰り返すと、白い濁りが消える。
    水が澄んできたらザルに上げるなどして、よく水けを切る。
  5. よく水けをきった米を炊飯器の内釜に入れ、分量の水を注ぐ。
    そのままの状態で、30分ほどじっくり米に水を吸わせるとふっくら炊き上がる。
  6. スイッチを入れ、炊き上がったら、10分ほど蒸らす。
    余分な水分をとばすために、水でぬらしたしゃもじで底から大きく返すようにほぐす。

.コメと料理の相性が、自分の好みに合うこと

銘柄米(ブランド米)がもつ品質が、自分が好む料理の味付けにマッチングすることです。


 

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