西山葬祭の会社案内

まごころで
つつんであげたい。
悲しいときに
よりそいたい。

西山葬祭のこと

西山葬祭は鹿屋市を拠点に、30年以上にわたり、お客様の人生最期の節目に携わって参りました。

60歳を過ぎた父が、亡くなった自分の息子の代わりに始めた「西山葬祭」。

その父も立てなくなるまで葬儀の司会を務め、その足で入院するほど、とても責任感の強い人でした。

入院中に父は「西山葬祭をたたんで、この場所を人に貸しなさい。」と言っていました。

そこに舞い込んだ「西山葬祭で葬儀をしてほしい」というお客様の遺言。

父や私たちの人柄を信じて、「西山葬祭で」という最期のお願いです。

私は現場で仕事をしていましたし、葬儀を行うことには自信があり、母の「大丈夫」という声に背中をおされ引き受けることになりました。

携わったことのない事務関連や手続きは不安でしたが、父に確認してもらいながら無事に葬儀を終えることができました。

葬儀を生業とすることに一番反対していた父が、息子のかわりに舵を取ることになった時、「これも運命かな」と、つぶやいたのを今でも忘れません。

幼い時に大阪の天王寺で過ごした時に体験した葬儀や、戦時中に遺骨を届ける任務に当たっていた時の経験からか、死者を弔う事の尊さを知りつつも、舞台裏の大変さ・辛さを知っていただけに、一度も、跡継ぎの話をすることはありませんでしたが、私たちだけでやり遂げた葬儀をみて、「これなら大丈夫」と安心してくれたのでしょうか。

数日後、静かに息を引き取りました。

父の葬儀は、普段、自分たちがしている仕事をこなしながらお客様をもてなし、式が始まる5分前に喪服を着るという、父の顔をゆっくり見る間もない、語りかける間もないほどあわただしい時間でした。

自分の父の葬儀なのに、何も考えることができない、事務的にこなすだけの心の入らない葬儀でした。

入院中の父の姿を見ても「死ぬ」なんて思いもしなかった私は、父の死を目の当たりにしたことで、今まで、ご葬儀のお手伝いさせていただいてきたご家族様の気持ちを本当の意味で、芯から理解することができた出来事でした。

父は自身の葬儀を通じて
葬儀式の「心」を
遺されたご家族の「心」を
私に教えてくれました。

死者の尊厳を守る姿勢と、敬愛の気持ち、 遺体ではなく「人」として接することを大切にしていた父は、 自分の大切な人を見送る最後の「儀式」だから、 それにふさわしい気持ちで葬儀場にいる全員が臨むことを自然と教えてくれました。

葬儀は故人さま、ご家族さま  両者にとって「新たな」旅立ちの時です。

そして、ご家族さまが、故人さまに代わって参列者の皆さまに感謝の想いを伝え、 新たなご縁を結び、一歩踏み出すための大切な儀式です。

葬儀の形も時代や社会とともに、ゆるやかに、形を変えつつありますが、 「大切な人のために、自分ができることを 精一杯してあげたい」という想いは、 ゆるぎないものだと信じています。

私たちは、ご両者の旅立ちの場をお手伝いするために
お客様お一人おひとりの 悲しみに よりそいます。

そして、まごころで つつみます。

正常に判断できない時だからこそ
正直に向き合います。

「よりそう」・「まごころ」と、簡単に文字を書くことはできても、 私たちの「よりそう」気持ち・「まごころ」が実際にどうなのかは文字ではお伝えすることができません。

ですから、お客さまとご縁を結んだ時に、私たちの「よりそう」気持ち、「まごころ」「正直さ」を、 しっかり届けられれば幸いです。

私たちの想いがお客様の心に届いたなら、
温もりを伝えることができたなら、
まわり、まわって、
お互いに想い合い、助け合える町づくりの一助になるのでは・・・と期待して・・・。

今日もわたしたちは試行錯誤しながら がんばっております。 どうぞよろしくお願いいたします。

会社概要

屋号

にしやまそうさい

西山葬祭
所在地 〒893-0064
鹿児島県 鹿屋市 西原 2-32-27 (地図)
電話番号 0994-40-4242
FAX番号 0994-40-4190
代表者 西山ノブ子(にしやま のぶこ)
設立 1985年(昭和60年)8月1日
従業員数 3人
対応エリア
  • 鹿屋市(串良町・吾平町・輝北町)
  • 垂水市
  • 曽於市
  • 志布志市
  • 曽於郡大崎町
  • 肝属郡東串良町
  • 肝付町
  • 錦江町
  • 南大隅町
  • 鹿児島市
営業時間 24時間
定休日 なし