(3)A表

   <見方のポイント>

 総括表とA表の違いは、純売上高の内訳だけです。従って、純売上高の内訳項目について、当期累計、前年同期、当期予算との数値比較を行い較差の大きい項目についてその原因を確認する。もちろん、対比率の数値についても同様です。

 

   <留意点>
  @
  
「対比」の欄の比率にとらわれてはいけない。例えば「他社製品売上は前年比86%である」という見方よりも「6,300円程落ちている」という見方の方が会議ではインパクトがある。
A 単に前年より、落ち込んでいるからと言って全て悪いことではない。検査修理売上のように当期予算を組む段階で落としている売上だってある。
B ここの画面と、売上速報グラフや売上推移表の画面を併用するとどの売上の増減が影響したのかが効率的に理解できるので利用すべきです。
C 売上高増加率の黒字企業の平均地は、小売業=5.7%、サービス業=8.3%、製造業=5.7%、建設業=8.6%、運輸業=5.7%、卸売業=5.7%である。なお、企業の成長力は売上高の伸長だけでなく、経常利益の伸び率が上回ることが理想です。
D 適正な採算規模とは、利益弾力性20%という。即ち、を越えることが目標です。この利益弾力性が高ければ高いほど少ない売上増で適正利益を達成できます。

 

   <一口メモ>

 

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