キリスト教式で葬儀を行う

 キリスト教では、死を終わりではなく、キリストの復活に結び付けて考えています。つまり新しい命を与えられるということです。ですから葬儀は死という厳粛な事実を受けとめ、遺体を葬って故人の一切を神に委ね、神の導きを祈るもの。葬儀は一般的に自宅か教会堂で行われ、プロテスタントとカトリック、またそれぞれの教会によって違いがあります。

 

死去〜納棺

■臨終
「枕頭の祈り」

@聖書の朗読と祈り

A本人、家族と共に賛美歌を歌う場合もある

※カトリックの場合は「病者の塗油(七つの秘跡の中の一つ)」を行う
七つの秘跡

 カトリックでは、この世に生を受けてから死ぬまでの間に、七つの秘跡(全部受けるとは限らない)という儀式があります。

 結婚するときや病気のとき、罪を犯したときなど、人生の節目に受けるものが多いことから、カトリックの信者はこれからの秘跡を通して、神に愛してもらっていることを実感します。プロテスタントでは、そのうち洗礼と聖餐(カトリックで言う聖体の秘跡のこと)の二つを行います。

@洗礼の秘跡

A堅信の秘跡

B聖体の秘跡

Cゆるしの秘跡

D病者の塗油

E結婚の秘跡

F叙階の秘跡

■納棺

 遺体を整え安置した後は、土に返そうとする納棺式を行います。キリスト教式では特に儀式がかったことをする必要はなく、死者となってしまったことを改めて自覚し、祈りによって主の慰めをさらに願います。

 病院の安置室、自宅、あるいは教会など状況に応じた場所で行われ、葬儀社の手を借りる場合もあります。

【納棺式】

@聖書の朗読・・・故人に相応しいものが選ばれる

A賛美歌

B祈り

【納棺の仕方】

・遺体にかけるような形で故人の好んだ服や清楚な寝間着を着せるのが一般的

・死に化粧は施しても、施さなくてもよい

・棺の中には花を入れるくらいで充分

・枕飾りは白布で覆った小机に十字架、聖書、故人が好んだ食べ物や花を供え、燭台のろうそくに火を灯すといった具合に簡潔に進められる

 

 

通 夜

 

 プロテスタントでは「前夜の祈り(前夜式)、カトリックでは「通夜の儀」などと言い、逝去から葬送の営みの間に、遺族や近親者が集まった人々の祈りに支えられて、平安のうちにその夜を過ごすことができるように神に祈りを捧げます。

■前夜の祈り

【式順】

@奏楽

A讃美歌 434番

B聖書 マタイによる副音書27章45節〜46節

C祈祷

D式辞

E讃美歌 385番

F思い出(スピーチ)

G弔電

H讃美歌

I終梼

J後奏

Kあいさつ

L告別(献花)


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