キャンピングカーも他の車と同様に、購入時に様々な経費がかかります。ほとんどの項目が税金です。ここでは、代表的な3つの税金についてご説明します。
キャンピングカーの重量税
正式名称は自動車重量税。車検や登録時に発生します。全国統一の国税です。キャンピングカーは2年車検なので、車検取得時に24ヶ月分を払います。
また、年式が18年を超えると多少加算され、エコカーは車種によっては割引される場合
があります。
※2011年4月現在
特殊用途車(キャンピングカー含む)
重量税24ヶ月 |
車輌重量 |
税額 |
1トン以下 |
10,000円 |
2トン以下 |
20,000円 |
3トン以下 |
30,000円 |
4トン以下 |
40,000円 |
5トン以下 |
50,000円 |
※金額については変更の可能性があります。
その都度ご確認ください。
キャンピングカーの自賠責保険
「自動車賠償責任保険」と呼ばれているもので、ナンバーにつけて道路上を運行する全ての車輌に義務付けられています。 「強制保険」などと呼ばれる事も・・・。人身事故にしか対応せず、1人ケガに対し最大120万円、死亡に対し最大3,000万円、後遺症障害に対し、最大4,000万円しか補償されません。でも、これに加入せず運行してしまうと、罰金と免許点数の原点が行なわれます!金額は8ナンバーで全国統一です。初回は25ヶ月、車検時は24ヶ月の更新という場合がほとんどです。
普通特種車(キャンピング車) |
月数 |
税額 |
24ヶ月 |
32,100円 |
25ヶ月 |
33,200円 |
軽自動特種車(キャンピング車) |
月数 |
税額 |
24ヶ月 |
16,010円 |
25ヶ月 |
16,450円 |
※金額については変更の可能性があります。
その都度ご確認ください。
キャンピングカーの自動車税
県税であり地域によって多少納税額にばらつきがあります。その理由は、現在、キャンピングカーは全国統一の普通乗用車と同じような排気量区分による納税額に移行しつつある為です。自動車を所有している限り車検が切れてもナンバーが交付されていれば発生する税金です。4月1日起算の年度ごとに納税します。新規購入時は、3月31日までの残りの月数分です。
13年を超えるガソリン車は、11年を超えるディーゼル車は10%程度値上がりになります。 ※2011年4月現在
全国自動車税額 |
排気量 |
税額(12ヶ月) |
1.000cc以下 |
23,600円 |
1.000超1.500cc以下 |
27,600円 |
1.500超2.000cc以下 |
31,600円 |
2.000超2.500cc以下 |
36,000円 |
2.500超3.000cc以下 |
40,800円 |
3.500超4.000cc以下 |
53,200円 |
4.000超4.500cc以下 |
61,200円 |
4.500超6.000cc以下 |
70,400円 |
※金額については変更の可能性があります。
その都度ご確認ください。
例えば、急に休みが取れた!という場合
あなたが仕事を一生懸命に頑張って、思いがけずお休みが取れたとします。
久しぶりに、彼女を誘ってどこかに行きたい!!そんな場合は・・・。
キャンピングカーがなかったら?
まず、宿泊先から。「値段はいくら?何時にチェックイン?もう、満室?開いてない?」色々、手配する事が多いですね。準備を整えたら、もう夕方!なんて事になりまねません。これじゃあ、せっかくのお休みが水の泡。出発する前に疲れてしまいます。
キャンピングカーがあったら?
「ホテルの予約?出発時間?」そんな事は気にしないで。キャンピングカーに飛び乗って、すぐに彼女を迎えに行って下さい。
宿泊の事はもちろん、心配要りません。ホテルみたいに、「何時からご夕食です」なんて時間制限もありません。ゆっくり温泉に浸かって下さい。キッチンも付いてますので、地元の新鮮な食材を買って調理してみては?
サンルーフから星を眺めつつ、語り合う、そんな旅はいかがです。
明日は元旦、初日の出。朝日の輝く海が見たい!という場合
某海岸は海から昇る初日の出が絶景という評判のロケーション。毎年、海岸沿いにズラリと車が並びます。
キャンピングカーがなかったら?
あなたが普通の車で、混雑を避けて、早めに出かけたとします。良い場所を取る事ができました。さて、これから、朝日が昇るまでの長い時間、どうやって時間をつぶしますか?眠るのにもちょっと、狭い気がします。寒さにチョット風邪気味に・・・。やっと初日の出が昇る頃には、肩がこって疲労困憊。もう、後は家に帰って、疲れた身体を休めるだけ・・・。
キャンピングカーがあったら?
混雑を避けて、早めに出ましょう。良い場所を確保したら、車内のテレビで、紅白歌合戦でも。キッチンで年越し蕎麦が茹で上がったら、家族みんなで頂きます。日が昇る前に起きれるように、子どもたちは、ベットで少しお休みなさい。初日の出を見た後は、初詣。そのまま、新年のご挨拶周りに出かけましょう。