鹿児島全域

田んぼのあぜや、やぶの中に、右手に大きなしゃもじ、左手に茶碗を持って立っている田の神サー。
この重い石の田の神サーを盗んで自分の田にすえて、3年後には「悪い事をしました」と代表が謝りに行き、それからみみんな総出で、もとの所に運んで、行って酒盛りが弾みました。
秋のとり入れがすんで、ふっからかしの広いたんぼの中に、ひとりひっそりと取り残されて立っている田の神サー。しかし、大きな耳たぶのお化粧された顔からは、笑いは消えていない。
 

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