b-post > 地域情報「桜島架橋推進協議会が伊藤知事へ要望 −「国交省が大きな関心」 中央陳情活動を報告」

2007/3/13

桜島架橋推進協議会が伊藤知事へ要望

「国交省が大きな関心」
中央陳情活動を報告

 錦江湾をまたぐ桜島への架橋実現を目指す、鹿屋・垂水両市の民間4団体で構成、運動を展開する桜島架橋推進協議会(田中俊實会長)は12日、県庁を訪ね伊藤祐一郎知事に活動を報告するとともに、実現に向けた要望書を提出した。
 協議会は、2月に、桜島の南側の国道224号と鹿児島市をつなぐ国道整備として事業を位置付けてもらおうと、国土交通省の谷口博昭技監、宮田年耕道路局長らに対する陳情活動を実施。知事への要望で、田中会長は「国交省からは大きな関心を持ってもらった」などと報告したという。
 田中会長は知事への要望書を提出した後会見し、「知事は大隅半島の経済基盤育成などを目的とした支出妥当性を研究しており、我々も意を強くした」などと話した。また、国土交通省の担当者への陳情では、「湾奥の自治体関係者からの署名を集めたことに対して興味を示してもらった」などと説明した。
 同協議会は鹿屋経済同友クラブ、垂水経済同友クラブ、大姶良経済文化同友クラブ、鹿屋西部商工同友会の4団体で構成、平成16年7月に発足、勉強会や総決起大会、署名活動などを行い昨年3月には15万1,858人の署名を集め伊藤知事に提出。今回、17年3月にまとめた桜島架橋基礎調査資料とともに要望した。

 

[南日本産業タイムズ 2007年3月13日]

3/7〜3/13の主な紙面(11・12日 休刊日)

3/7
  • 新中央診療棟新築を19〜21年度 −鹿児島大学附属病院の再開発整備
  • 共通教育2号館で改修 −耐震補強と一部新築予定
  • 県保健福祉部の施設整備予定個所 −養老改築3個所に5.9億円助成
  • 民間主導のプロジェクトとして注目 −「桜島架橋」実現に向け要望書提出(推進協議会)
  • 総合評価方式適用の考え方 −自治体向け簡易型等を盛り込む
  • 日本の技術売込みへ −建設業の海外進出を後押し
3/8
  • 出水西部地区の県営農村振興総合整備事業 −19年度新規事業採択目指す
  • 全体で84.3%(2,874個所) −災害復旧の発注状況(2月末現在)
  • 19年度から町営住宅建設へ −健康長寿・癒しの伊仙(まち)の整備
  • 梅雨明けにもE入札実施へ県等が説明会 −新年度よりCALS/EC開始
  • 昨年同比2%減の22.8万立方メートル −新たに山川漁港採取地が提案
  • サンライフパークが9日にオープン −テナントは農畜産物直売所等
3/9
  • 特別支援教育センター機能等も備える −県教育委員会 鹿児島盲学校施設整備基本構想の素案
  • 防災におけるソフト対策(県土木部) −道路情報板を14基設置予定
  • 19年度当初予算案公共事業等個所を発表 −道建課181個所など盛る
  • 18年度3月補正公共事業等個所 −ゼロ国債に計13個所設定
  • 霜出小耐震診断及び補強設計等 −知覧町の一般会計当初予算案(69.3億円)
  • 電子入札システムの模擬入札 −実際のシステムで体験 県・建設技術センター
3/10
  • 鹿児島市議会の個人質疑(1日目) −喜入地区公民館は複合施設検討
  • 19年度公共事業実施予定個所(県農政部) −農地整備課190地区等計332地区
  • 高等学校の建物等整備 −耐震補強等に24.7億円配分
  • 9人が修了証書と技能証書を手に −鹿児島高等技術専門校 18年度終了式
  • 園庭整備に汗 −安全マットの敷きこみや抗菌砂補充
  • 「CALS/EC」次期行動計画策定へ −電子情報子の共有化目指す
3/13
  • 7月頃の事業計画決定予定 −鉄道高架化も同時期認可取得
  • 桜島架橋推進協議会が伊藤知事へ要望 −「国交省が大きな関心」 中央陳情活動を報告
  • 霧島市の集中改革プラン −制限付き一般競争入札導入へ
  • 日本山地区地すべり対策の住民説明会 −10月頃完成を目標に対策工事
  • 当面の入札談合防止対策を発表 −営業停止処分は全地域に拡大
  • 菅原線等の街路事業を推進 −建昌小で大規模改修設計

 


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