b-post > 地域情報 「林彦いち師匠ら4人熱演 −本物に出会う熱血落語道場 鹿屋高校古典芸能鑑賞会」

2009/11/10

 

林彦いち師匠ら4人熱演 
本物に出会う熱血落語道場 鹿屋高校古典芸能鑑賞会

 鹿屋市の県立鹿屋高校(大迫勝次校長・950人)の平成21年度芸術鑑賞会「学校で寄席・本物に出会う夢舞台『林家彦いち熱血!落語道場・東西寄席』」が4日、鹿屋市文化会館であり、同校の全校生徒らが上方落語など本物の古典芸能を勉強した。
 今年のテーマは古典芸能鑑賞会。出演者は、林家久木扇師匠弟子の林家彦いち・ひろ木の両人のほか、上方落語の桂宗助、マジックの花島世津子さんの4人で、当日東京から駆けつけた。
 久木扇師匠の弟子の林家彦いち師匠による「まくら」「落ち」など落語用語の解説で開幕。弟子の林家ひろ木さんが高座に上がり、「そば」の食べ方や「お茶」の飲み方のほか、生徒の要望で「ドリアン」や「ハバネロ」を食べる様子を演じた。
 続いて、男子生徒2人、女子生徒1人、教師1人の4人が交代で高座に上がり「中国人が骨折った。ペキン(北京)」「ママ、天井から雨が漏ってるよ。イヤーネ」など小噺を披露し、会場から満場の拍手を受けた。
 このあと桂宗助師匠の本物の上方落語、花島さんの華麗なマジックが繰り広げられ、真打の林家彦いち師匠が登場。歯切れの良い小噺やシャレで会場全体に笑いの渦を巻き起こしていた。
 道場終了後、生徒会の正副委員長が「本物の寄席を生で見ることができ、有難うございました」とお礼を述べ、花束を贈呈。彦いち師匠は「たくさんの思い出をつくり、実のある高校生活を送ってください」と励ました。

[南九州新聞 2009年11月7日]

11/4〜11/10の主な紙面(11月3日、8日 休刊日)
11/4(水)
  • 日本自然保護協会も稲尾山系を −金弦の森現地調査始まる −鈴木鹿大教授と学生ら
  • 議員や民間から複数の名前も −他2人の立候補もありか ルポ鹿屋市長選(3)
  • 森の国・フィンランドと第一鹿屋中が交流 大隅地区の8ロータリークラブ
  • 鹿屋市公立小・中・高校の学年・学級閉鎖状況
  • 天皇陛下の御即位20年祝う −垂水市役所ロビーに奉祝記帳所開設 11月2日〜11月12日まで
  • ロケット発射装置など興味津々 −内之浦宇宙空間観測所特別公開
11/5(木)
  • 空気乾燥 火災へ注意 −ハロゲンヒーターで出火ケースも 「野焼き」禁止 枯れ葉はゴミへ
  • 死亡事故約7割が高齢者 −喫緊の対策、交通安全教室開催
  • EM菌どろ団子製作 −河川浄化に期待
  • 「見応えある作品多数」高い評価 −小、中、高校生らにトロフィー 鹿屋市書道展授賞式
  • 水田に「コスモス」満開 −地元住民ら観賞会開く 鹿屋市南町
  • 四季を通した利用に期待 −猿ヶ城渓谷「森の駅たるみず」
11/6(金)
  • 野本町長が不出馬表明 −体調不良により出馬断念 錦江町長選 出直し選挙へ
  • 地元企業主ら「返済猶予」へ関心 −民主・網屋氏講師に研修会
  • 道守活動で道路清掃 −ウエノ・コンサルタント
  • 大賞に永吉潤郎さん −第1回大隅はんどくらふと公募展
  • 型・組み手で熱戦 −少林寺流空手道 錬心舘 大隅地区選手権大会
  • オープン1周年でにぎわう −食農交流館「菜ばな」大崎町
11/7(土)
  • 来年1月のかのや市長選 −民間経営の視点で市政運営したい 王子産業・嶋田氏が出馬表明
  • 国政選挙との関わりも −櫛下氏との対立軸で模索 ルポ鹿屋市長選(5)
  • 望郷育む故郷づくり −ホタル幼虫50匹放流
  • 全国高校写真展で優勝 −内倉さん(鹿女校)県内4人目
  • 林彦いち師匠ら4人熱演 −本物に出会う熱血落語道場 鹿屋高校古典芸能鑑賞会
  • 多彩な舞台や展示で魅了 −志布志市総合芸術祭
11/9(月)
  • 「きょうだい」も地域でサポート −親の高い要求、同級生からのからかい―ストレスに おおすみ療育ネットワーク
  • 教育・学習活動の理解深める −就学前の児童・生徒、保護者ら約90人 県立鹿屋養護学校見学会
  • つかみ取りなど賑やか −鹿屋市漁協で「みなとまつり」
  • 虫歯予防の正しい歯磨きを −歯っぴい教室 東原小
  • 多彩な舞台発表で魅了 −展示・華道は13日からリナシティで開催 第40回鹿屋市文化祭
  • 自家焙煎コーヒー香る −鹿屋での食の健康を発信 「いろりグループ」

 


提供:南九州新聞社  HOME