b-post > 地域情報「身元不明の胎児を火葬 −鹿屋市・星塚敬愛園」

2007/10/2

身元不明の胎児を火葬

鹿屋市・星塚敬愛園

 

 鹿屋市の国立ハンセン病療養所星塚敬愛園で27日午前、強制隔離政策下に堕胎させられ、長い間、標本として保管されていた身元不明の胎児6体の告別式と納骨式が営まれた。胎児6体はDNA鑑定したものの、身元は判明しなかった。
 敬愛園ではこれまでに20体の胎児が見つかっており、このうち身元の判明した12体が今年2月に火葬され、2体が家族に引き渡された。
 身元不明の6体については、長崎大学や信州大学などによるDNA鑑定が行われたが、遺伝子の損傷が著しいため身元の特定には至らず、夏に我が子ではないかと名乗り出た人たちに対して、園側が結果を説明したという。
 告別式は同園宗教会館で営まれ、入所者や園職員、県や市職員、一般市民ら約50人が参列。
 敬愛園の有川勲園長は祭壇に向かって「責任の所在が国、施設にあることは言うまでもなく、施設代表としてお詫びを申し上げる。心から謝罪し、深甚なる哀悼の意を捧げる」と述べ、岩川洋一郎自治会長は「無念だったでしょう、生きたかったでしょう。今回のことを肝に銘じ、真の人間回復を目指したい。どうぞ安らかに」と落ち着いた口調で語りかけた。
 参列者全員で献花をし静かに手を合わせてめい福を祈り、胎児が納められた小さな棺が、園職員によって霊柩車に乗せられると、そのまま火葬場へと向かった。
 敬愛園では年内にも合同慰霊祭を実施したいとしている。岩川会長は「火葬場でお骨を上げた時、灰だけだろうと思っていたら小さな骨があった。何体かはここまで成長したのだと思うと、感慨深いものがあった」と話していた。

[南九州新聞 2007年927日]

9/2510/1の主な紙面(9月30日休刊日)

9/25

  • 福田康夫氏が初の親子首相に −官房長官に町村信孝外相
  • 火の山を描く「鳥取政昭展」 −26日から8日まで黎明館で開催
  • 国際交流と友情を深める −中国高校生33人が鹿屋高校訪問
  • 奥園町長が立候補表明 −来年2月予定の東串良町長選挙
  • 「建築の日」に奉仕作業 −鹿屋中央公園周辺を清掃
  • ホームでの最終戦飾れず −大隅NIFS

9/26

  • 合併相手「志布志市」も視野に −奥園拓夫町長が出馬への意向
  • 「飲酒運転撲滅」など訴える −会員15人が交通安全キャンペーン
  • 福田首相が11月訪米検討 −給油活動中断不可避
  • B型肝炎の父子感染拡大 −育児参加で「触れ合い増」原因?
  • 地域の安心安全を願う −ちびっ子力士が大活躍
  • 道守活動の一環として汗流す −ウエノ・コンサルタントが清掃作業

9/27

  • 「肝属大学農学部」が発足 −食料供給基地若手で盛り上げよう
  • 総額64億6596万7千円 −諸木教育長を再任
  • 身元不明の胎児を火葬 −鹿屋市・星塚敬愛園
  • 国民生活センター縮小へ −商品テストも外部委託 内閣府
  • 月を愛で風流に月の宴 −鹿屋市新川町の味処もくれん
  • 高齢者の体力測定研修会 −鹿屋市老人クラブ連合会

9/28

  • 身元保証2人と和解へ −示談金800万円ほか2898万円 鹿屋市の公金横領、放火事件
  • 森山氏引き続き財務副大臣 福田内閣
  • 力強くエッサッサ! −鹿屋工業高校体育大会
  • 大隅地域の80人が大阪・京都へ −さんふらわあツアー
  • 家族ぐるみで祭りを楽しむ −上谷町ふれあい秋祭りでにぎわう
  • 鹿屋フォーク村で野本直美ライブ −フォークの好きな人は集まって!

9/29

  • 樋渡石油店の優勝祝い連覇期待 −南日本ナイターソフト大会優勝祝賀会
  • 今年も「杉の緑門」設置 運動会を子供と楽しむ
  • 総額187億729万1千円 有明町へ給食センター整備
  • 大河ドラマ「篤姫」の県内ロケ
  • 永和集落ですもう大会 −月明かりの下にぎやかに
  • 住民同士の交流深めよう −鹿屋市郷之原町

10/1

  • 火の山を描く鳥取政昭展と画集刊行祝う −8日まで黎明館で開催、祝賀会盛大に
  • 鹿屋郵便局でも新しいJPが登場 1日から新会社スタート
  • 世界柔道メダリストが稽古 北京へ期待高い西田優香さん(淑徳大)
  • 伝統の技の緑門 鹿屋市立東原小 高さ3.3メートル、幅4メートル
  • 大運動会に緑門で彩り −西原台小おやじの会
  • 7年ぶりに「稲穂門」復活 −運動会を子供と楽しむ

提供:南九州新聞社  HOME