b-post > 地域情報「廃屋の火消し延焼防ぐ −大隅肝属地区消防組合中央署」

2006/6/20

廃屋の火消し延焼防ぐ

大隅肝属地区消防組合中央署

迅速な初期消火活動により炎上を防いだとして大隅肝属地区消防組合中央消防署(山中昭署長)は14日朝、鹿屋警察署地域課自動車警ら班・森敏昭警部補(44)と同班・畦浦伸一巡査長(29)に初期消火功労者表彰を授与した。
中央署によると先月21日午後4時半すぎ、鹿屋市吾平町の廃屋が子供の溜まり場になっているとの通報を受けパトロールをしていた森警部補と畦浦巡査長が廃屋の屋根部分から煙が上がっているのを発見。
廃屋の2階部屋ではテーブルや畳が燃えており、二人は携帯電話で鹿屋署に通報するとともに炎を足で何度も踏みつけて消し止め、消防署が駆けつけた時には完全に鎮火していたという。森警部補と畦浦巡査長に怪我はなかった。
表彰式には森警部補のみ参加。消防署員が見守るなか、山中署長から賞状と記念品が手渡された。
大隅肝属地区消防組合の山崎良一消防長と山中署長は「廃屋の背後は山林で隣は高齢者が独りで暮らす民家。あと1−2分消火が遅れていれば手が付けられない状態になり、民家や山林に延焼していた可能性は十分に考えられる。二人の功績は極めて大きい」と話している。

[南九州新聞 2006年6月14日]
 

6/13〜6/19の主な紙面(18日 休刊日)
6/13
  • てんぷら油リサイクル、代替燃料へ −鹿屋市の(株)カナザワ
  • 少子化対策などについて質す −垂水市議会 13日から質問
  • ひまわりを咲かせるまち −志布志市 7月9日ひまわり祭り
  • 農山漁村活性化に新たな仕組み −共生・協働のむらづくり展開など
  • 立派なボランティア目指そう −青少年自然の家で養成講座
  • 桜島に臨時火山情報−活動レベルを3に引き上げ
6/14
  • 肝属川水系の危険個所視察 −行政など水防係者30人参加
  • 廃屋の火消し延焼防ぐ −大隅肝属地区消防組合中央署
  • 垂水市議会一般質問から −「保養センターたるみず」の市買収できないか
  • 本田市長 施政方針 −志布志市議会開会
  • 「かのやのうまい」とキリン一番搾り生ビールにあうアイデア料理コンテスト −おつまみねぎみそカツ
  • 日本代表、ボンに戻り練習再開 −豪州戦先発組は休養
6/15
  • 道の駅たるみず、早くも百万人突破 −姶良町の宮田さんに垂水特産品など
  • 父の日に牛乳(ちち)を贈ろう −山下鹿屋市長らに宅配PR躍起
  • 桜島有村川で土石流発生 −国土交通省大隅河川国道事務所
  • 華道を通して文化振興の宇出さんを表彰 −華道の歴史と講話も
  • 身近な植物にワクワク −大工園さん招き植物観察会
  • きれいな水守ろう −鹿屋上下水道工事協同組合
6/16
  • 新市議と意見交換 −串良町「2000の会」
  • にしきの里3万人達成 −錦江町物産施設
  • 補正予算1億6千4百万円可決 −資源リサイクル畜産環境整備事業など
  • 自給率や農家の高齢化など課題学ぶ −鹿屋農高で農業改良普及センターとの懇談会
  • 珍蝶コモンマダラ飛来 −国立大隅少年自然の家
  • バラ通り220を清掃 −九電グループ「環境月間」
6/17
  • 訓練移転の具体的内容得られず −鹿屋市3項目について質問
  • ヒラメ稚魚3千3百匹放流 −古江小児童ら15人が参加
  • みんなブルーを着て集まれ −18日夜ニシムタ跡地
  • 鹿屋ゴルフコース売却へ −西武 年度内で鹿児島県と調整
  • ”梅酒”仕込み始まる −さつま若潮酒造協業組合
  • 高級食材や山海の珍味57品 −ホテルさつき苑の中国料理「大盤振舞祭」
6/19 
  • 野里6連覇・荒平5連覇果たす −鹿屋消防団操法大会
  • 引き分けた瞬間に大きなため息 −サッカーW日本対クロアチア戦
  • ふるさとのホタル絵や形に −鹿屋市立南小
  • 各制度見直しの検討に対応を −県建築士会鹿屋肝付支部総会
  • ゲートボールで健康づくり −鹿屋市串良町 以和貴苑杯ゲートボール大会
  • 「収穫が楽しみ」と田植えに挑戦−4・5年生60人と母親ら参加 鹿屋市野里小学校

 


提供:南九州新聞社  HOME