b-post > 地域情報「たった一人の3年生巣立つ −肝付町立岸良中学校」

2006/3/22

たった一人の3年生巣立つ
肝付町立岸良中学校

 全校生徒わずか8人の肝付町立岸良中学校で14日、卒業式が挙行され、ただ一人の3年生だった海老原正和君が学び舎を巣立った。同中学校で卒業式が一人だったのは創立以来初めて。
 卒業式では田中幸司校長から卒業証書が授与され、 田中校長が「これからの人生、常に前向きに挑戦しつづけ輝かしい未来をつかみとってほしい」と祝辞を述べ、倉岡哲哉町長からの「人生を家に例えると小中学校生活はようやく土台を築いたところである。学校生活で培った知識、教養、人間関係を糧に失敗を恐れることなく、柱を建て屋根を葺き立派な家を作り上げてほしい」とのメッセージが伝えられた。
 先輩が「運動会では団結を、文化祭では楽しむ心を、部活動で負ける悔しさや協力を教えてもらった。私たち在校生が先輩の教えを受け継ぎ、中学校を発展させます」と別れを惜しむと、海老原君は「少人数の僕たちのために地域の人たちが野球の対戦相手になってくれるなど、学校や地域に見守られながら成長することが出来ました。調理師という夢に向かってまい進します」と力強く誓った。
 閉式後は、海老原君の中学校生活を撮影したスライドが上映されるなか、生徒と教員ら全員で「旅立ちの日に」を合唱し、海老原君は拍手のなか式典会場を退場した。
 海老原君は唯一の3年生として生徒会長やテニス部の主将を務めた。2年生まで複式学級で学び、3年生から一人で授業を受けていたという。

[南九州新聞 2006年3月14日]
 

3/14〜3/20の主な紙面(19日 休刊日)
3/14
  • 港湾整備など条件提示を −米軍空中給油機移転問題
  • たった一人の3年生巣立つ −肝付町立岸良中学校
  • 新たな医療の拠点に −鹿屋ハートセンターが起工
  • ミャンマーに学校を建てよう −宮下住職が講演で協力呼びかけ
  • ワサビ入りプチシューは誰 −肝付町・高佑保育園
  • 枯れ枝や古新聞のリサイクルアート−草月流 桂葉会
3/15
  • 志布志貿易額が開設以来最高 −鹿児島税関支署志布志出張所
  • 卒業生へ6000号記念誌贈る −高須中学校 西之園校長
  • 精進し立派な自衛官に −鹿屋市自衛隊入隊(校)者壮行会
  • 曽田繁華街に異彩を放つ −紫モクレン一樹
  • 食生活の改善と運動法で長生きを −垂水市で健康セミナー
  • 高齢者専用賃貸住宅 −今は元気だけど、将来不安な人に・・・
3/16
  • ニューふぁ〜む21九州が加工施設 −東串良町で調印式
  • 所信表明を機軸に論戦始まる −志布志市議会一般質問から
  • 米空母艦載機移駐案、岩国市長が上京し撤回を要請
  • 厚生・共済年金の保険料率、2018年にも統一
  • アルミ缶リサイクルで車イス寄贈 −鹿屋市立大姶良小
  • がんの痛み除去 −「中毒や依存症になるのでは・・・」
3/17
  • 奥園町長が合併問題の経過説明 −「合併実現へ信念必要」との指摘も
  • 高校生が認定就農者 −鹿屋農業高校15人
  • 公務員削減へ配置転換推進、官僚による「調整本部」も
  • 鹿屋少年柔道大会 −肝属地区柔道会
  • 日本財団からグループホームとも −ドライブなどでますます元気
  • はんこ手作り −好みの便せん 手書き
3/18
  • 「大多数が反対」と集約 −鹿屋市基地関係連絡協議会
  • 早期水稲シーズン近づく −志布志市議会では航空防除の議論も
  • ロケット打ち上げに全力投球 −一般質問に3人が登壇
  • アケボノツツジ見に行こう! −肝付町が登山参加者募集
  • 体育系専門大学であり難しい −鹿屋体大付属中高設立は
  • 同じものが2つとない作品を −鹿屋市上野町にアトリエ
3/20
  • 旧市町のPTA合併へ −1市3町P連会長ら協定書に調印
  • 美し里で健脚競う −美里吾平ジョギング大会
  • 日本伝統芸能「能・狂言」堪能 −ソロプチミスト鹿屋認証20周年記念
  • ホールインワン続出の腕前を披露 −有明町老連グランドゴルフ大会
  • 志布志市役所は何処ですか −まもなく市制施行三ヶ月に寄せて
  • 長渕、桜島で熱唱 −オールナイトコンサート跡にモニュメント

 


提供:南九州新聞社  HOME