b-post > 地域情報「老いの一徹 枯れ木に花志布志町 金剛地 老梅250年」

2005/2/22

老いの一徹 枯れ木に花

志布志町 金剛地 老梅250年

春を待つ心情を表現した昔の句に

〜梅一輪一輪ほどの温かさ〜

がある。

近年の気象異変が定着してしまうと、こうした季語の価値は失われてしまったのか、と思われるが、それが<おっとどっこい>というのが自然界。
志布志町金剛寺の境内の古梅に取りつかれて10年近くなる。同寺住職によると約250年の老梅とその歴史的遺産とも感じさせる。
この老梅が今年もチラチラと可憐な花を数輪開かせていた。枝と蕾とがまるで線香花火のイメージを漂わせ、その姿はユーモラスでさえある。
節くれだった幹に腰が折れ、枝で支えられやっと立っているかのよう、根もとからは分厚い黒のシートで包まれた脚半のようだ。
近年、精をつけるために若木が接がれた。微かに香気を放っている。境内には紅梅や桃、木蓮などいずれもそれなりの寺と歴史を共にしている樹木たちから見守っている。静寂の中に秘めた樹精をしのばせているようだ。

[南九州新聞 2005年2月19日]
 

2/15〜2/20の主な紙面
2/15
  • 目に見えて周辺整備事業進む −まちの再生いかに。その機運は?
  • 交通栄誉賞「緑十字銀賞」受賞 −大根占地区交通安全協会会長の掘勝さん
  • 教育改革の動向とその問題点 −カタカナ語の問題
  • ひとこと −学力もだが、もっと社会と接して
  • 大隅百景 −心を和ませる花々
  • 450人のランナーが快走 −第18回しぶしポートマラソン
2/16
  • オーストアリアとの交流ますます深まる −社会人ラグビー大語隊ウオンバッツ
  • 緑に深み、大玉生産も −大都市部の市場関係者らが意見
  • 安心・安全・産地直売新鮮で安い −「みどりの停車場」リニューアルオープン
  • 足湯MAP −桜岳陶芸
  • 教育改革の動向とその問題点 −今、なぜ日本語教育か
  • ひとこと −ふらふらするな大人!
2/17
  • 「遅すぎる住民説明会」戸惑いの声 −ハローワーク移転で地域衰退か
  • そもそも再開発事業とは −再スタートの地権者には優遇
  • 全国レベルの作品展示 −高山高校美術部が巡回展
  • 地域農業を担う若者にエール −営農の門出を励ます会
  • 肝属中央家畜市場 −2月子牛せり始まる
  • ひとこと −大人の価値観の押し付け?
2/18
  • 区画形状の変更などを地権者に説明 −北田大手町地区再開発事業
  • 若草文学賞表彰式 −垂水市文化協会
  • ど田舎の生きる道考えよう! −19日ねじめサミット
  • スーパーで買った大根が結んだ縁 −頴娃町青戸小からビッグなプレゼント
  • 独断と偏見 −「在任特例」を認めるな
  • 商工会議所新春セミナー第二段 −フード(風土)ビジネスで地域自立を
2/19
  • 末吉〜松山間4.2kmが開通 −地域高規格道路 都城・志布志道路部分供用
  • 立ち上がる農村漁村先行委員 −俳優・永島敏行さん柳谷視察
  • 吾平町上名 −土砂崩壊現場を検討委員が調査
  • 老いの一徹 枯れ木に花 −志布志町 金剛地 老梅250年
  • 教育改革の動向とその問題点 −ニートとキャリア教育
  • 僕らの米うまい −栽培した米 お握りで試食(鹿屋市寿小学校)
2/20
  • 崩壊メカニズムや原因究明に全力 −土砂崩壊対策検討委が初会合
  • 問われる「安心」の質 −ヤコブ病患者確認で衝撃広がる
  • 大隅百景 −心を和ませる花々
  • 琴の名曲「六段」など鑑賞 −盲目の和楽器奏者・岡崎さん
  • つながりあそび・うた −教育現場で
  • 嘘 −富岡浩太郎

 


提供:南九州新聞社  HOME