b-post > 地域情報「日本の文化後世へ伝えて −落語家・ヨネスケさん講演

2005/2/8

日本の文化後世へ伝えて
落語家・ヨネスケさん講演

  「ルックルックこんにちは」(日本テレビ)の「突撃!隣の晩ごはん」のレポーターとして知られる落語家・ヨネスケ(桂米助)さんが31日、串良町民会館で「話の味は人の味〜たゆまぬ努力が味を出す」のテーマで講演し、同番組の取材で直接触れた全国各地の味の違いなどを紹介し、日本の古き良き伝統文化を後世に伝えて ほしいと呼びかけた。
 串良町商工会が主催する恒例の新春講演会で、一年間の感謝の意味を込め一般町民を対象に入場無料で開催された。
 ヨネスケさんは、2500件以上訪ねたという突撃!隣の晩ごはんについて「事前に取材を申し込むことは決してなく、本当に突然訪問する。しかし、古い町並みの集落に 目星を付け、地元の酒屋などに『この辺で面白い奥さんはいませんか』とリサーチはする。新興住宅地は住宅ローンの返済があるため家は立派でも、食事をケチっていて家に入れてもらえない。
 断られた経験はほとんどないが、田園調布だけはどの家も取材させてもらえなかった。田園調布の住民は隣の宅急便も預からないとか。日本は昔から『むこう三軒両隣』といって地域で支え 合って生きてきたもの。声を掛け合うことで犯罪者の侵入も防いできた」と語り「住むんだったらやっぱり串良町です」と言って観客を喜ばせた。
 また、全国各地で食べた名物料理を紹介し。関東と関西での食べ物の呼び名や調理方法の違いなどを解説し「取材で最も多かったおかずは(1)カレーライス(2)スパゲティ(3)チキンフライ。昔は家長に食事を合わせていたが、今 では子どもに合わせている。王貞治選手などかつてのスター選手はエラが張っていたものだが、今の子どもは顔が細い。キレるという心理と食事とが密接に関っているとも言われている」と話した。
 「日本は一つの食材を煮る、蒸す、焼く、炒める、干す、刺し身にして喰うと幾通りも調理方法を変えて様々な味を作りだし、さらに食器や盛り付け、季節にこだわる。日本の食文化は世界一。
 しかし、このような素晴らしい日本の文化が捨てられようとしている。『粋』という漢字は米作りに八十八の手間をかけ、最後の九十番目に習い事や趣味を楽しむという意味があり、文化はまさに心の拠り所だった。今の若い人は落語で使わ れる言葉が分からず、話の内容そのものが理解されなくなろうとしている。一旦、文化を捨てたら復活させるのに何倍もの時間と労力を要する。日本の素晴らしい文化を後世に伝えていって欲しい」と呼びかけた。
 

[南九州新聞 2005年2月2日]
 

2/1〜2/7(6日休刊日)の主な紙面
2/1
  • 素掘り部分の埋め戻しに着手 −鹿屋市新生町の旧海軍防空壕
  • ネパールで村落開発普及に協力 −青年海外協力隊帰国報告
  • あす未明にかけて大雪のおそれ
  • 優劣つけがたい作品で盛況に −第23回鹿屋市美展表彰式
  • 絵本読み聞かせのギャラバンカーが訪問 −吾平保育園 絵本・紙芝居の楽しさ
  • 出場チーム大募集! −第11回職場対抗 鹿屋市長旗争奪ボウリング大会
2/2
  • 出火原因「コンロ」依然トップ −高齢者逃げ遅れ死亡するケース多く
  • 今月6日に定期演奏会 −鹿屋市少年少女合唱団・かのや室内管弦楽団
  • 開催期日6月4日 参加24団体予定 −垂水市 第7回瀬戸口藤吉翁行進コン実行委開く
  • 日本の文化後世へ伝えて −落語家・ヨネスケさん講演
  • 鹿屋女子高校生が職場体験 −串良町郵便局
  • ひなまつり書道展作品募集 −2月8日締め切り
2/3
  • 刑法犯発生23% 266件減少 −少年非行は30%劇増化傾向 鹿屋警察署管内
  • インフルエンザにご注意を −県が流行注意報
  • 邪気祓い春を呼ぶ 
  • 農業振興のシンボル −有明町カントリーパーク
  • 勤労体験通じ社会性を育む −各高校が職場体験学習
  • 大人の責任自覚せよ −「学びからの逃避」助長するな
2/4
  • 「かのや英語大好き特区」を申請 −先進的な教育課程編成など研究
  • 学力向上へ「わかる授業」実践 −特色と風格を備えた活力ある学校の創造研究大会
  • 敬語の適切な使い方示す・・・ −国語分科会が実例集作成へ
  • 地元27事務所と合同見合い −鹿屋地区就職面接会
  • 女性の新規求職数4割アップ −ハローワークかのや 12月分
  • 韓国文化を学ぼう −アジア太平洋農村研修センター
2/5
  • 偉大な功績偲び、その遺志継ぐ −二階堂進元自民党副総裁5年祭
  • 義捐金24万4259円寄付 −スマトラ沖地震被災者救済 少林寺流空手道錬心館
  • 流鏑馬で「感謝の心」感じて −鹿屋市立大姶良小学校
  • 生徒たちの作業学習を公開 −多種多彩な創作品で楽しさいっぱいのバザー 県立鹿屋養護学校
  • 広大な畑地とどう向かい合うのか −大隅グリーンロード(志布志〜鹿屋)と農業振興への期待
  • 足湯MAP −『あさひ団地・温泉地』
2/7
  • 「水とみどり、花ごよみの郷土づくり」 −クヌギ、ヤマモモなど825本植樹
  • 人間関係の基本家庭で −鹿実サッカー部・松澤総監督講演
  • 「おもちゃ図書館のびのび村」知事賞 −県の母子保健事業功労者表彰
  • 焼酎造りやイチゴ採りなど楽しむ −おおすみで楽しむスローフード&スローライフツアー
  • 自主的に学び、活力ある郷土を −鹿屋市花岡地区ふるさと祭り
  • 『春のスペシャルグルメフェア』開催! −春の歓送迎会などに最適! ホテルさつき苑

提供:南九州新聞社  HOME