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2004/7/22

2年間の研修終えプロ農家へ
ピーマン生産の重要な担い手 志布志町農業公社修了式

  志布志町農業公社の研修生修了式が16日、志布志町のボルベリアダグリで行なわれ、2年間に渡りピーマンの栽培方法と農業経営を学んだ7期生5人が研修を修了するとともに、プロの農家としての第一歩を踏み出した。
 志布志町は昭和47年に、国のピーマン産地指定を受け、ピーク時の昭和55年には108戸が22ヘクタールで栽培していた。
 しかし、農家の高齢化と後継者不足で栽培面積は減少を続け、隣接する松山町を合わせても産地指定条件の10ヘクタールを割り込む状況となった。
 そこで町ではピーマン農家の担い手を育成しようと、平成8年に農業公社を設立。県内のほか東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県などからピーマンの専業農家を目指して転入してきた22戸37人が2年間に及ぶ公社での研修を終え、地元でピーマン栽培に取り組んでいる。面積は5.3ヘクタール増加し、現在ではピーマン農家の約半数を公社修了生が占めるなど、重要な支え手となっている。
 研修は2年間で、農業に関する固い意志があり、研修を終えても志布志町で暮らすことが条件。研修生1人あたり15アールの栽培面積が用意され、堆肥の準備からハウスでの栽培、収穫までを実践で学ぶ。
 一昨年から、ピーマン価格が安い場合の国の価格補償に加え町独自の補償が上積みされるようになり、ハウスなど施設導入の際、補助率が75%と非常に有利な桜島 降灰対策事業が公社修了生も該当するようになるなど、いい条件が揃った。
 ただ、研修期間中の2年間受け取ることが出来ていた月々15万円の生活保障費については、研修を終えて独立してすぐは収量ががた落ちする傾向にあることから、「農業の厳しさを知っておいてもらう必要がある」として今年度から2年目は生活保障をせずに独立採算制をとり、各戸とも収量に応じた収益確保となる。
 修了式では農業公社の慶田泰輔理事長(志布志町長)が、「2年間よく頑張った。途中で農業への情熱を失うのではと心配していたが、大変熱心に取り組んだ。これまでは生活が保障されていたことをしっかりと認識し、今後は一農家として立派に成長していただきたい」と激励。
 修了生の下前泰雄さん、日下三恵子さん、井上英孝さん、井上猛さん、若水宗明さんらが壇上に上がり、「関係者の協力があって無事に修了することができ、大変嬉しい。今後もしっかりと頑張っていきたい」などとそれぞれ抱負を語った。
 また、今年から公社が新たに受け入れた9期生の紹介もあり、県外から越してきた瀬崎寛さん、康之さん親子、坂口茂久さん・美紀子さん夫妻が「いい物を作って人に喜んでもらえる農家になりたい」と決意を述べた。

[南九州新聞 2004年7月17日]
 

7/15〜7/21の主な紙面(18,19日 休刊日)
7/15
  • 大隅半島初の国税電子申告 −鹿屋市の浅井建設がAIA事務所で
  • 観光・地域振興にもう一役 −県民健康プラザ健康増進センター
  • 太陽の恵み紫の実たわわ −串良町有里昭栄 観光ブルーベリー狩り園オープン
  • 郵便局の仕事に挑戦 −串良郵便局 串良商高生徒職場体験学習
  • 本場カレーづくりを楽しむ −在留外国人がお国自慢料理を伝授
  • 地域密着で充実の惣菜対面式販売も −鹿屋市笠之原「新鮮組」えみや
7/16
  • 立地協定を締結調印 −サンケイ工業と志布志町
  • 農薬に替わる熱水による土壌消毒 −消費者に「安全・安心」な作物を
  • 運動能力低下を防ぐ −鹿屋体育大学 構内を全面的禁煙へ
  • 夏休み前に対策を −鹿屋運動公園 深夜徘徊急増で警察・住民ら現場診断
  • 『ちょうちょ会』見学 研修会 −群司令や各隊司令らと共に昼食も
  • 大隅の祭り −オール大隅イベントマップ
7/17
  • 鹿屋市野里分団 史上初の4連覇達成 −小型ポンプは大根占町池田分団3連勝
  • 2年間の研修終えプロ農家へ − ピーマン生産の重要な担い手 志布志町農業公社修了式
  • 「ギンカクラゲ」発生 −高須・浜田海水浴場
  • 乳牛の鎮魂と無事な成長を願う −酪農家や行政・関係団体代表ら参加 鹿屋市営鳴之尾牧場鎮魂祭
  • 美しいマリンブルーと砂浜 −夏井海水浴場
  • 少し上質な結婚式しませんか −2004年 セレブな秋 大崎町・ワコーヒルズリゾート
7/20
  • 若者や家族連れ約8千人が参加 −マリンフェスタ2004inかのや
  • 「子どもの人権を守り、児童虐待は許さない」 −児童虐待防止緊急アピール2004採択
  • 2日間で10万人の人出 −〜志布志みなとまつり〜
  • 安心・安全つくる農家の苦労知って −生活研究グループと消費者意見交換 高山町
  • 泥んこになりながら田植え体験 −垂水小5年生が地産地消一環で
  • 夏到来!レジャー施設開設へ −猿ヶ城キャンプ場・まさかり海水浴場
7/21
  • 大隅半島民の悲願実らず −健闘鹿屋中央 鹿実の前に散る
  • 17年2月 末吉〜松山間4キロが開通 −更なる促進へ 早期整備の期待高まる
  • またも豚コレラ発生か −鹿屋市下祓川町で移動禁止
  • 森林で働くって格好いい! −高山町宮富小の児童ら 間伐の実演など見学
  • 指の間つるり苦戦 −神野川でアユのつかみ取り
  • 南隅 夏の観光スポット −でっかく遊ぼう夏休み2004
 

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