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2002/12/12


私と福祉
志布志町こども福祉シンポから

 

 「お酒を飲んで、よっぱらったの?」
 歩いてるいときに、こんなことばを言われました。三年生のときです。それから私は、下を向いて歩くようになりました。知らない人の中には、何も言わなくても、へんな目で見る人もいます。「気にしない。気にしない。あの人は知らない人だし、私とは関係ないんだからしらんふりしとこう。」と心の中でつぶやきながら歩くのですが、やっぱり気にしている自分がいます。
 私は肢体不自由という障害を持っています。主に足が不自由です。低学年のころは装具をつけていたので、長時間立っていることも大変でしたが、リハビリをがんばったおかげで、このようにじょうぶになってきました。今年の運動会では、みんなといっしょに徒競走や学年リレーに出て、校庭半周ですが、全力で走りました。ゴールした時は走れてよかったと思いました。今は、十一月二十八日にある校内持久走大会へ向けて、五年生の友だちと走っています。練習したら、もっともっと速くなれるんじゃないかと、がんばりたい気持ちでいっぱいです。でも運動をしすぎると、こしに負担がかかるので、お医者さんやお母さんから注意されるのが残ねんです。本当はもっともっと運動したいのに。足をひきずりながら歩いたり、走ったりする私には、平たんな道や場所は、気をつけていれば問題はないのですが、坂道や階段、でこぼこのある道は、普段の何倍もの体力や時間を使います。そのことで、今年、とても悲しくてくやしい思いをしました。
 それは、五月にあった集団宿泊学習です。山の中での活動なので、何一つ参加できませんでした。五年生のみんながすごす部屋も管理棟から一番遠いフロアーで右足の薬指こっせつもあり、階段がたくさんあって、私には移動が無理だったので、とまることもできませんでした。みんなといっしょにすごくとまりたかったで、とても残念で、くやしかったです。
 私みたいな思いをしている人は、志布志町内にもたくさんいると思います。たとえば、文化会館の階段を上るのは、車いすの人にとっては、とても大変なことです。分化会館だけではなく、小さなだん一つにもきけんな時があります。また、役場の二階には、障害者用のトイレがありません。バリアフリーの場所が、志布志町内に、もっとふえたらと思います。
 駅に行くと、点字ブロックがあります。それは、目の不自由な人たちが使うものです。でも、点字ブロックの上に、自転車を止める人たちがいます。その人たちは、目の不自由な人たちのことを考えていないということが分かります。とても残ねんです。
 私は、志布志町内に障害を持った人たちが何人くらいいるのか調べて見ました。すると平成九年の人数で、千百二十九人いらっしゃいました。これは大人と子どもを合わせた数です。そのうち、目の不自由な人たちは百五十八人でした。志布志町の人口が一万九千八百人なので、全人口の五.七パーセントになります。五.七パーセントといったら、少しの数字ですが私たちは大事な命を持った一人一人の人間です。五.七パーセントの私たちも、安全に、一人ででも外出できるような志布志町にしてもらいたいと思います。私も、そんな志布志町を作る福祉の仕事をしたいと考えています。障害を持った人たちも、たくさんの仲間と助け合いながら、むねを張って生きていける社会をつくりたいです。

[南九州新聞 2002年12月10日]

 

12/4〜12/12の主な紙面(9日休刊日)
12/4

水田農業の確立と担い手育成図る −19億円の県営ほ場整備事業104ha竣工

合併論議へ思いさまざま −シンポジウム参加者対象にアンケート

いわさきコーポレーションとの土地問題解決 −垂水新港市議会で矢野市長報告

むらおこしにアイディアを −むらづくりの達人が講演

「菊まつり」の善意を寄付 −有島一視さん、ノリさん負債

礼をつくすお歳暮 −悩まずカタログ贈る
12/5

かゆっど垂水を現実なものに −1900人が新市政に期待

減額補正予算案1億1166万円 −人件費1億899千円削減

正月の縁起物 −「千両」の収穫始まる

幸せの共同募金 −歳末たすけあい運動

黒豚しゃぶしゃぶやうどんすきが大人気 −薩摩明治村「忘・新年会」プラン

病院付き添い −母親SOS
 
12/6

クリーン・低コスト化で安定経営 −顔の見える茶づくり

モチモチの木キラキラ −市民みつめるなか点灯式

聴いて健康に −県医師会健康セミナー

新型ポンプ自動車仲間入り −入魂式で今後の活躍を祈願

忘年回シーズン衛生面チェック −食品衛生に配慮を 食品衛生指導員ら1日監視

お食事処「たか」 −家庭的居酒屋リニューアルオープン

12/7

無線基地設置に揺れる地元住民 −NTTドコモがエリア確保に

9・10日定例鹿屋市議会一般質問 −12議員が一問一答方式などで論戦

7日早朝引き揚げ完了 −志布志湾座礁船

狙うは全国フィールド −フットサル九州大会へ

水道ホースで消火 −大根占町馬場の村岡英昭さん

ボーナス支給総額9千万円 −温泉水販売など利益伸ばす
 
12/9

ふれあい 助け合い 支え合いの町目指し −こども福祉シンポ 勇気を持って声かけて

合併後もきめ細かなサービスを −農済地域対応強化総合対策を説明

元全日本選手の直接指導に感激 −バレーボール教室に中高生ら約2百50人

22日ダイエーの寺原投手来市 −少年野球教室開く

11単位会が強く結束を −法人会連合会青年部連協会員大会


 

明日に向かって打ち勝つ −会員ら約百30人が参加
12/10

第3セク今年いっぱいで操業中止 −累積赤字約2億3千万円に来年1月にも臨時株主総会

町民・音楽ファン約4百人に感動 −聴覚障害者「ブランド・アイズ」出演

ダイコンジョギング −やぐらのなか駆ける

志布志町こども福祉シンポから −私と福祉

道路は社会基本で絶対必要 −鶴田志郎後援会事務所開き


 

桜の成長に未来託して −串良町制施行70周年記念桜植樹
12/11

2市10町で協議・検討 −市町村合併で山下市町示す

全国大会で思う存分戦って −鹿屋体大ラグビー部を激励

「感謝・創造・挑戦」テーマに向けて −JCが大隅学者顧問

再建発事業は合意形成を図る −12月定例鹿屋市議会一般質問

先輩見習い豆剣士奮闘 −百6チームが熱戦を展開 


 

僕ら世界応援して −27歳ディオ「おてもと」路上から発信

12/12

交通安全、事故防止の願い込め −行政・消防・警察など7団体で防火訓練

より強固な体制を団結で −鹿屋肝属建築4団体連協が発足

川越議員ひき逃げ事件で議員辞職勧告可決

市独自に4委託、23事業で75人雇用 −12月定例鹿屋市議会一般質問

第一鹿屋中(男子)上位独占 −霧島ヶ丘後援クロスカントリー大会


 

個性溢れる作品展開催中! −鹿屋養護学校

提供:南九州新聞社  HOME