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卒 業
 

 

 

 我が家の長男が先日、小学校を卒業しました。
入学したのがつい先日のようで、時が経つのは本当に早いんだなとつくづく感じました。 入学前に子供と一緒に学校までの道のり(3キロもあります)を車に気をつけるよう何度も何度も言い聞かせながら歩いたことを、今でも鮮明に覚えています。
 そんな子供が6年間の小学生生活を今終えてほっとすると思いきや、何だか寂しいような気がしてなりません。子は親が思っている以上に成長し 、いつの間にか親離れして行くんだなぁって・・・。

 私が幼かったころも、両親も同じように感じていたのかなと、ふと考えました。自分の子が私の言うことを聞かないように、私自身も親の言うことを聞かない子供だったことを、今 、子供を叱りながら思い出しています(とても子供には言えませんが・・・)。

 子育て暦ももうすぐ13年経ちますが、なかなか私自身子育てが上手に出来ているか自信がありません。子ども自身、体は成長しているのですが、精神面はどうなのかとか、協調性はあるのか 、など考えると心配でなりません。
 しかし世間のニュースを見聞きすると、とても考えられない卑劣な事件が報道されて、それに比べれば、まだ良いのかなと思うこともしばしばです。

 また子育ても教育の一環だと思いますが、その教育をする知識や経験があるのか自問自答する自分がいるのも現実です。先日読んだ本に“教育=共育”なのです。と説いている記事がありました。なるほどなあと感じました。そう考えると教育も肩の荷を降ろすことが出来るかなと。子は子供であって実は、大人と同じ人格を持った一人の人間であり 、ただ幼いだけなのではないでしょうか?お互いの気持ちをぶつけ合いながら共に成長して生きて行くことが大切なのかも知れません。

 これから十数年子育てが残されていますが、余り神経質にならずマイペースに共育して行ければと思います。 私も早く子育てから卒業したいですよ!!


by haru


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