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〜 ハル 〜

 パソコンで、はるを変換すると→◎春 ◎貼る ◎張るが出てくる。


 先日、ふとしたパソコン作業時に感じた「ハル」から連想した小話です。
サムーイ冬も、ようやく終わり「春」が近づいている今日この頃。
ここ数年、この時期は、ある公園で、男の同僚と共に桜を見ながら昼食を取るパターンになっている。同僚が男性という事で少しだけ、わびしさも感じながらの昼食ですが、例年と変わらないような風景にも今年は変化を感じました。それは、養護老人ホームの送迎 車輌の多さ。高齢化社会と言われるものを反映するかのような風景で、母親と子供連れの割合より、明らかに多く、あちらこちらで敷物を敷いてのランチを楽しんでいる風景に、何となく時代を感じながら、自分(20代)と歳の変わらない人たちが、介護や補助をして頑張っているところを、桜を交えて見ながら「春」を感じる一瞬でした。

 さて、自分も20代の折り返し地点という年齢で、当然、両親も歳をとるわけで、だんだんと体に老齢化の波が迫っているらしく、最近では週に数回、肩〜腰にかけてのマッサージ→サロンパスを「貼る」という日々が、我が家では 一行事となっている。歳を取っていないようで、随分、無理をして頑張っている両親に「貼る」を通じて、親孝行という言葉について考えさせられる・・・・(胸を張って言える、親孝行を思いつかない自分に反省)ここで感じた「貼る」を無駄にしないで、今年のGWぐらいは旅行でも連れて行こうかなぁ〜・・・。

 最後の「張る」は、先日終わった統一地方選挙にて。
 先日、信号待ちで選挙ポスターを貼る風景を見て感じた「張る」
あちらこちらで声を張り上げての選挙演説が聞かれましたが、なぜ選挙時期だけ?? の意識が先に走り、「地場産業の為、不況・雇用対策」が叫ばれていたようですが、中々、ピンとこなかったというのが実感でした。そこで、胸を張って、「頑張る」と言っていた立候補者のみなさんへ一言!! 声を張って地方の為というのならば、選挙・任期切れ時期だけの声を張った演説だけでなく、体を張った目に見せる行動・地域ボランティア等で私達、投票者へ訴える人が、もっと出てきてもいいのになぁと思います!! 選挙権保持6年の若ゾウの「張る」を通して感じた、選挙運動についてでした。

注)くれぐれも、議員の中には、びっくりするぐらい頑張っている人達がいることもお忘れなく。

  最後にハルには全然関係ないですが、小話ついでに、もう一つ。

  先日、ラジオで環境問題についての話が流れていました。
  その中で、コンビ二経営者のハガキが読まれ、弁当・パン等の廃棄について、とても考えさせられたので一言。コンビニ弁当というのは、大概はその場で温める事が多いにも関わらず、同じ弁当でも日付を見て、新しい物が買われるそう。消費者心理としては、より新しい物を購入して当然だけれども、賞味期限が半日短いだけで買われない弁当。例えば、から揚げ弁当が新たに2個陳列されれば、新しい物から売れて、賞味期限の問題で古い物は廃棄となる。どうせなら、期日が迫っている物を購入すれば,廃棄は無くなり、寿命の長い弁当は残り買われる可能性が出てくるといった具合。食材にしても、その日の内に料理してしまうものは、新しい物よりも、賞味期限が短い物をあえて買うといった、小さな環境問題への取り組み。小さな心配りをラジオから学んだ一言でした。

by北斗


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