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日々これ名言集


最近気づいたのですが、日々の何気ない生活の中でなんと多くの心を揺さぶる、
目のさめるような、目からうろこ、奥ゆかしい、奇想天外、摩訶不思議なセリフ・言葉を耳にしていたことだろうかと。しかもそのほとんどが、書店入り口正面に読みなさいといわんばかりにおいてあるベストセラー作品の一説でもなく、アカデミーショーの作品賞・主演男優賞、音楽賞などほとんどの賞を根こそぎさらっていくような映画の一場面でもない、ごく身近な親・兄弟・友人・知人・ラルクのボーカル似の後輩や女子高生のメル友いっぱいの上司(児童福祉法にふれるようなことはしてないみたいですので通報は不要です。いまのところは・・・)などごく身近な人々からなんですよねー。
今回はその中のいくつかを紹介したいと思います。


その1
発言者:牧師さん(あまり身近ではないかもしれませんが)
     『自分の命を捨てても相手のために尽くしなさい。アーメン』

アーメンは余計でしたが、このお言葉は私の結婚式で牧師さんが説教されたものです。
言われた瞬間は「えっ!えぇぇ〜」ってな感じで、何か得体の知れないプレ
ッシャーというか
緊張感というか重たいものを感じましたが、とりあえず
「はっ、はい」と詰まりながらも即座に答えました。
でも、よくよく考えると結婚するってそういうことなのかなと
そのときは漠然と思ったことを覚えています。
これぞ正に神の愛!!
ってところでしょうか。
それにしても、牧師さんの説教ってすごくストレートで、普通なら聞いてるほうが
恥ずかしくなるような言葉も素直に聞けてしまうんですよねー。
まだ聞いた事のない人は是非一度どうぞ。「そんな時間はない」という方には、牧師さんの
式での説教がぎっしり詰まった1時間のビデオテープを貸し出しております。今なら漏れなく
「新婚旅行の巻」も付いてくる特典つきです。

 


その2
発言者:妻
     『歌って踊れる会計事務所職員になって!』


最近、妻に言われました。最初はむちゃくちゃなことを言うもんだと思いました。どうやら
三十路も迫る今日この頃何をするにもジジ臭くなっている私に対しての妻からの一喝って
やつらしいです。ガツンとやられました。
確かに年とりました。なかなか感動できなくなりました。鏡を見ても、見た目20代前半ですが
(本当ですよ)、あの頃の澄んだ瞳は輝きを失い、今はもう澱みきっていました。
このままではいかん!と思い立ち、まずは姿形からとメガネを変え、学生時代以来久しぶりに
ジーンズを買い換え、靴を変え、それこそ天辺からつま先まで変身してやりました。(大げさですが
実際はたいしたことありません)今では週末ともなれば夫婦であちこちを徘徊しています。
心も身体も”いいイヒ出してます”って感じです。

その3
発言者:父上
     『男はな、辛くても黙ってこらえんないかん時があるんだよ!』


普段はあまり息子に多くを語らない父の男哲学。
彼のこれまでの多くの苦労に裏付けられたその言葉。要するに、どんなに辛く苦しく
非常に立場的にまずい状況に立たされても、小賢しい言い訳はせずに嵐が過ぎ去るのを
黙って待たなければならない、そうすることですべてがうまくいくことが往々にしてあるんだぞ
ということを言いたかったらしい。父さ〜ん!僕は頑張るよー

その4
発言者:会社の後輩T
     『わっぜい元気ですね〜。帰るときは・・・』

 

外回りでの激務を終えたT君が疲労困憊で帰社すると、
そこへ内勤の同期入社社員H君。

週末花金、帰りたくてうずうずしながら待ちわびた終業ベル。
ロスタイムなしの帰宅ダッシュ体制で元気いっぱいに「お先に失礼します!!」。そんなH君の後姿を眺めながらの今
日も残業を抱えたT君の一言。
T君!君の気持ちは痛いほどわかるよ。
でもね、男は黙ってこらえんないかん時があるんだよ。

だる男

 


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