本場 鹿児島県産のサツマイモ「紅さつま」とは

紅さつまは、鹿児島県で最も多く栽培されている食用のさつまいもの品種です。
さつま芋作りに必要な
豊富な日照時間と
さつまいも作りに適した土壌(火山灰大地:シラス大地)、
肥料、外周駆除等によって
独自のノウハウを注いで作り上げた紅さつまは、
甘さが豊富だと言われています。
西日本で広く栽培されている高系14号と言うさつまいもの改良種で、高系14号よりも皮の色が赤く鮮やかであり、甘い香りがして形状も安定した整った形が特徴です。
さつまいもの代表的な食べ方である、
- ふかし芋
- 焼き芋
- てんぷら
どれにも合うのが特徴で、じっくりと加熱するとホクホク感と甘味が増します。
特に、焼き芋の場合ホクホク感と甘味は特別ですが、冷めても美味しく召し上がれます。
紅さつまの栄養素
紅さつまは、玄米に勝るとも劣らない栄養素の宝庫です。
加熱しても壊れにくいビタミンCや糖質・脂質・タンパク質の代謝に必要なビタミンB類・亜鉛・鉄、妊娠期の女性に必要な葉酸・食物繊維(ヤラピン)・カリウム・カルシウム・リン等がバランス良く含まれています。
このように豊富な栄養素を含む事から、最近では健康食材として、注目を集めています。
紅さつまの食材としての効用
豊富な栄養素の中でも食物繊維が豊富な事から、腹もちが良くダイエット食に向いていると言われています。
また、ヤラピンは腸のぜん運動を促進し、便を軟らかくしてくれる効用があります。従って、便秘に良いと言われる所以です。
また、ビタミンCやビタミンB類(E・B1・B2)及びカリウム、カルシウム、リン等を含む事から高血圧予防や動脈硬化予防・貧血予防等に役立つと言われ、また血糖値が上がりにくく太りにくい食材として注目を集めています。
紅さつまの素材としての可能性
紅さつまは、そのものの素材を生かして料理する方法、即ち
等の料理法が一般的に行われてきました。
これらの料理法でも紅さつまの特性を十二分に生かす事が出来ますが、最近では、一般家庭においてもスイートポテト、団子、クッキー、チップスなどのお菓子として料理するなどの工夫が行われるようになりました。
ところで、最近では紅さつまの特性を生かした加工食品の開発が行われています。即ち、ノンアレルギー食品、低GI食品としての特性を更に生かせるようにするために、凍結搾汁法によって開発された食用粉の実用化です。つまり紅さつまを素材としたサツマイモ粉の開発です。このサツマイモ粉の開発によって、サツマイモ粉を使ったパン、麺、コロッケ、ケーキなど、料理の幅が大きく広がる事になり、アレルギーに苦しむ人達に、新たな食品提供の可能性を広げる事になりました。
紅さつまの選び方と保存法
さつまいも全般に言えることですが、ふっくらして重量感があり、皮の色つやが良いものを選ぶのが基本です。特に、傷や黒ずみがなくて表面が乾燥しすぎていないものを選別するようにしましょう。
保存についてですが、低温に弱く冷蔵保存には向かないので、新聞紙などに包んで、冷暗所に保存するようにしましょう。ただし、使いかけはラップに包んで冷蔵庫へ保管するのが良いでしょう。
紅さつまの食べ方(1)蒸す
蒸すとは、蒸し器内を高温の水蒸気で満たし、紅さつまを水蒸気で包んで過熱する方法です。
焼くや揚げるのに比べたら穏やかな加熱法だと言われています。紅さつまを静置した状態での加熱なので皮の損傷や煮くずれが少な
いのが特徴です。

ふかし芋の手順
- 紅さつまを良く洗い、両端を切り落とし、太い部分の皮を2・3か所削り取って、大きい芋の場合は半分に切り分けます。
- やや濃いめの塩水を作り、その塩水に紅さつまを4・5時間浸しておきます。
- 水を入れたふかし鍋に入れて、鍋蓋の下に布巾をはさんで中火で50分から60分間蒸します。
- 竹串が何のためらいもなくスーッと通れば、ふかし芋の完成です。
さつまいも特集1 蒸かし芋(ブログ鹿屋・大隅情報BOXより)
紅さつまの食べ方(2)焼く
焼くとは、200度から250度ぐらいの高温で加熱する方法を言います。
この方法だと、脱水とそれに伴う味の濃縮が起こるので芋本来の甘みを引き出す事になります。
焼き芋の焦げが風味として好まれ、焼き芋の皮ごと食べる人が増えてきているようです。

焼き芋の手順
- 食べやすい手ごろの大きさの紅さつまを良く洗い、布で水気を良く拭き取ります。
- 家庭にある穴のあいた鍋(家庭用焼き芋器を使っても良い)に、小石を敷しきます。
- 水気を拭いた1.の紅さつまをアルミ箔でつつみます。
- 3.の紅さつまを2.の鍋の小石の上に並べて置いて、40分〜50分加熱します。
(注)電子レンジで焼く場合には、解凍などに使う弱でじっくりと時間をかけて焼くのが良いです。
紅さつまの食べ方(3)揚げる
揚げるとは、150度から200度の油の中で加熱するものです。火力の調整を誤ると煮くずれや物の軟化を起こす場合もあるので、注意が必要です。
なお表面の過熱は早いですが、中心まで加熱するには時間がかかるので揚げる時間を分量に応じて見極めるのが肝要です。

天ぷらの手順
- 紅さつまは、1pの厚さに輪切りにし、水に浸してアク抜きをします。
- 水気を良く拭き取った1.の紅さつまに、仕込んだ衣をつけます。
- 油を170度ぐらいにして、2.を入れて揚げます。竹串を刺してスッと通ったら、徐々に油の温度をあげ(175度〜180度ぐらい)、つけた衣をカラットさせます。
- 器に揚げたての紅さつま3.を盛りつけ、好みに応じて塩をふります。
(注)天ぷらの衣は、卵1個と水を合わせてカップ1に小麦粉のカップ1が目安です。
紅さつまを使用したお菓子(1)スイートポテト
さつまの上品な甘さと色鮮やかな黄色のスイートポテトも絶品です。

材料(3人分)
- 紅さつま:約300グラム
- 蜂蜜:小ざじ2杯
- 練り白ごま:小さじ1杯
- 豆乳:大さじ2杯
- 塩:少々
- シナモンパウダ:少々
調理方法(約60分)
- 紅さつまは、皮ごとやわらかくなるまで180度のオーブンで30分ほど焼きます。
- 上面の皮をナイフで切り目を入れて取り除き、外側を器にするため皮を破かないように身を厚めに残してくり抜きます。
- くり抜いた中身はそれぞれすりつぶし、それぞれ残りの材料の全てを加えて練り混ぜます。
- 2.を1.のそれぞれの皮の器にこんもりと詰めて表面を山型に整え、クッキングシートを敷いた天板に乗せて180度に余熱したオーブンで10分焼きます。
- オーブンから取り出し、熱いうちに材料以外の蜂蜜を塗ります。
さつまいも特集4 スイートポテト(ブログ鹿屋・大隅情報BOXより)
紅さつまを使用したお菓子(2)さつまいも白玉団子

白玉団子は冷やしても温かいまま食べても
やわらか〜くてとても美味しいですよね。
その白玉団子に紅さつまを練りこんじゃいましょう!!
さつまいも特集5 さつまいも白玉団子(ブログ鹿屋・大隅情報BOXより)
紅さつまを使用したお菓子(3)さつまいもクッキー

さつまいもの甘さをいかせる、クッキーはいかがでしょう?
自然の甘さを堪能して下さい!
さつまいも特集5 さつまいもクッキー(ブログ鹿屋・大隅情報BOXより)
紅さつまを使用したお菓子(4)さつまいもチップス

さつま芋をスライサーで薄くスライスしました。
ちょっと厚めに切ったチップスの方が美味しいですよ!
さつまいも特集3 さつまいもチップス(ブログ鹿屋・大隅情報BOXより)
















