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04:2001/02


年金の種類

老後の生活を支えてくれる年金は、以下のように大きく分けると3つになリます。
(1)公的年金→社会保険庁から支給される

 国が法律に基づき、管理運営している制度で、国民年金、厚生年金保険、共済組合の3つに分かれます

1)国民年金

 国民年金には、原則として20歳以上60歳未満のすべての国民が加入(強制加

 入)していて、自営業者、サラリーマン、公務員などの職業に関係なく基礎年金が

 支給されます

2)厚生年金保険

 会社員などのサラリーマンが加入する年金

3)共済年金

 公務員、教職員等が加入する年金

 以上より自営業者等は「基礎年金」が、会社員等は「基礎年金+厚生年金」が公務 員等は「基礎年金+共済年金」が支給されることになる。

(2)企業年金→各企業が委託した保険会社、信託銀行等から支給される

 これは、公的年金を補ったり、退職金の支払いを軽減する事を目的に企業が福利厚生の一環として行っている年金。生命保険会社等に運営を委託しています。企業年金には、厚生年金基金、適格退職年金、自社年金があります。

1)厚生年金基金

 厚生大臣の認可を受けて設立された公法人が行う年金

2)適格退職年金

 会社が国税庁長官の認証を受けて行う年金

3)自社年金

 会社が独自に管理運営を行っている年金

(3)個人年金→個人が契約している保険会社等から支給される

 民間の生保会社、損保会社、そして郵便局などが営利目的で運営しているものです。公的年金や企業年金だけでは老後の資金が不安な人が個人で任意で加入するものです。保険料や年金受取額、受取期間等は、自由に設定できます。


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