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02:2001/02


TKCの月例分析表の活用について

 TKCの月例経営分析表は、(1)変動損益計算書,(2)要約貸借対照表,(3)資金移動図表からなります。それぞれの分析表の利用仕方は以下の通りです。

(1)変動損益計算書

 @変動損益計算書の構成は、売上欄、変動費欄、固定費欄、更には、収益性

  の分析欄からなっています。
 A売上高、変動費、固定費については、それぞれ、前年同月、前年同期、当期

  予算との比較が出来ます
 Bそれぞれについて、伸び率、減少率等を確認し、原因を確定しましょう。特に

  限界利益率の動向には、注意が必要です。
 C収益性の分析欄には、それぞれの経営指導について、業績向上ための改

  善ポイントと同業者比較のデータが掲示されているので参考にしましょう。
 D特に売上経常利益率、労働分配率、損益分岐点売上高の動向は要注意で

  す。

(2)要約貸借対照表

 @要約貸借対照表は、資産、負債、資本について、構成比、期中増減が表示さ

  れていますので、当期中の調査資金の源泉と総資産に占める運用割合と確

  認しましょう。
 Aまた、生産性、安全性、運転資金等の経営指標について、業績向上の為の

  改善ポイントと、同業者比較が確認できるので活用しましょう。
 Bちなみに、安全性の目安とされる数字データは、以下のようなものです。

分析比率名 判定の評価基準
優  良 健  全 平  均 注  意 危  険
流動比率 180%超 150%超 120%超 80%超 80%以下
当座比率 150%超 120%超 100%超 50%超 50%以下
固定長期適合比率 60%未満 80%未満 100%未満 120%未満 120%以上
自己資本比率 50%超 30%超 10%超 0%超 0%以下

 C以上のデータを基に、我が社の健全な支払能力の水準を維持しましょう。

(3)資金移動図表

 @資金移動図表は、売上によって得られた資金がどこへ流れていったのかを図

  で表示し最終的に期首から資金がどれだけ増減したのかを動態的に表わす

  帳票です。
 A各項目の「○印」は資金の増加要因を「●印」は資金の減少要因を表示しま

  す。これによって、資金がどこでどれだけ得られたのか、あるいは使われたの  かが一目で分かるようになっています。
 B特に「総収益=経常収入」とならない原因、「総費用=経常支出」とならない

  原因が明らかにされているので、これから原因の解決策を講じて下さい。


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