ビジネスマナー アポイントの取り方・紹介の仕方


新入社員が、入社して早1カ月。

社内にも慣れてきて、いよいよ会社を背負い外回りに出るようになる時期ではないでしょうか。

社会人として恥ずかしくない対応ができるようビジネスマナーについて、再度確認をしてみましょう。

1.アポイントの取り方

他社に訪問するときは、基本的には事前にアポイント(面会の約束)を取ることがマナーです。

仕事を円滑に進めるためにも、大切なことです。

はじめて訪問する相手と既存の取引先とでは、伝える必要のある内容も異なります。

また電話やメール、書面など連絡の方法によっても気を付ける部分が異なるので注意をしましょう。

<伝える内容>

(1)挨拶
・「はじめまして」や「お世話になっております」などはじめて連絡を取る相手か取引先かがわかるようにします。

(2)自己紹介 (会社名、部署名、氏名)
・はじめて連絡を取る相手には、自分が何者かわかるよう省略せずに伝えましょう。

(3)訪問の目的・内容  (案件、所要時間、訪問日時)
・何度も連絡することにならないよう明確、簡潔に伝えることが大切です。
・日時を決める場合は、相手の都合を優先に、希望する日時を確認します。

(4)自分の連絡先  (住所、TEL、FAX)
・連絡の方法で伝える連絡先は変わるので、事前に確認をしておきましょう。

(5)その他
・はじめて連絡を取る相手には、どのように連絡先を知ったのかを伝えましょう。
・複数人で伺う場合、訪問人数を伝えておきましょう。

<連絡を取るときの注意点>

(1)電話での場合
・連絡する時間に気を配り、始業時間や終業時間の前後、営業時間外は避けるようにしましょう。
・メモ帳やスケジュール帳などを事前に準備しておきましょう。
・担当者の氏名や日時は、間違えのないよう復唱をしましょう。

(2)メール・書面での場合
・件名やタイトルは、内容がわかるものにしましょう。
・誤字や脱字に気を付けましょう。
・相手がメールや書面を見たのか確認をしてから訪問するとよいでしょう。

顔が見えないからこそ、相手に失礼のないよう事前に伝える内容を確認し、使う言葉に気を付けてアポイントを取りましょう。

2.人を紹介するときのマナー

人を紹介する順序にはマナーがあります。

基本的には、目下の人を先に、目上の人を後に紹介していきます。

社内の人を紹介するときは、敬称をつけないよう気を付けましょう。

先に紹介する人後に紹介する人
自社の人他社の人
身内他人
年少者年長者
男性女性
1人複数

以上が基本的マナーですが、意識するあまりその場の流れを切ることがないように臨機応変に対応をしましょう。

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