郵便(切手・封筒・はがき)について


 

4月20日は郵政記念日(逓信記念日)です!!みなさんご存知でしたか??

それにちなんで、意外と知らない郵便(切手・封筒・はがき)の歴史をご紹介いたします♪

郵政記念日(逓信記念日)とは

4月20日は郵政記念日(逓信(ていしん)記念日)です!

郵便制度が始まる前までは、飛脚制度と呼ばれるものでしたが、1871年3月1日(現在の暦で4月20日)に、東京〜大阪間新しく郵便制度が実施されました。それにちなみ、この日を郵政記念日(逓信記念日)としました。

 

切手

日本で最初に発行された切手は、1871年4月20日に発行された竜文切手というものです。48文、100文、200文、500文の4種類ありました。

翌年の1872年には「銭(せん)」の単位に変更された竜銭切手が発行されました。

竜文切手、竜銭切手を併せて、竜切手と呼ばれています。

1883年に「円」の単位の切手も発行されました。

戦前には、「大日本帝国郵便」と表記され、菊花紋章が入っていましたが、戦後は「日本郵便」と表記されるようになりました。

現在は、日本では3,000種類以上の切手が発行され、形も長方形だけでなく、なかには円形やハート型、キャラクターをかたどったものなどがあります。

封筒


封筒の起源は、中世以前から、便箋のように文字を書いた紙を、何も書かれていない白い紙(懸紙)で包む習慣があったそうです。

日本では、書く内容が短い場合、封書ではなくはがきで済ませることが多いのですが、欧米などでは、内容が短くても封書が使用されます。たとえば、年賀状にあたるクリスマス・カードなどのグリーティングカードは、封筒に入れて送ります。

封筒には中身の情報を保護をできるというメリットがありますが、最近ではシールを貼って文書の麺を覆うはがき(圧着はがき)を代わりに使うこともあります。

封筒の大きさは、日本工業規格で決まっています。10種類以上ありますが、長形3号(120mm×235mm)と長形4号(90mm×205mm)の2種類が一番よく使われます。

はがき


はがきの始まりは、飛脚制度時代、はがきに相当するような、書式も単純で儀礼性が薄く口頭伝達の代わりとして使われた簡易書簡での情報伝達が郵便制度以前から盛んだったようです。

郵便制度が開始した当初は、切手制度が先にスタートしますが、それからまもなく一枚の紙が切手、封筒、便箋の三役を兼ねる「官制はがき制度」が始まると、簡単な内容を手軽に伝達できることで人々の間に浸透しました。

明治後期には絵葉書が流行しました。それにより、はがきは私的で使うだけでなく、ニュースを伝えるメディアとしても発達したようです。


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