箸のマナーについて


 

フォークとナイフを使うことも多々ありますが、やはり日本人!
箸がきれいに使えたら好印象ですね。
今回は箸のマナーについてご紹介します!

●箸の取り上げ方






  

箸は日頃使っているので、いいかげんになりがちです。
毎日使うものだからこそ、正しく使えるようにしましょう。
また、タブーの箸づかいにも気をつけましょう!

マナーは、箸の取り上げ方から始まります。
1.右手の親指、中指、人差し指で、箸の中央を持ち上げます。
2.左手で下側を支えるように持ち、右手は右にすべらせます。
3.右手を返して持ち直し、左手を離します。
4.右手で正しく持ちます。戻すときは逆の順序で。

割り箸にもマナーがあります。外で和食を頂くときは注意してやってみましょう!
割るときは水平に持ち、そのまま静かに割ります。
そこで一旦、箸置きにのせます。
箸置きのない場合、箸袋を千代結びにして箸置きの代わりにするか、
縁のあるお膳であれば、左側の縁に箸先をのせます。
後は上の、箸の取り上げ方と同じようにすれば大丈夫です。

 

●お椀と一緒の持つ場合

   

お皿、お椀を持って食べるというのもマナーです。
箸・器を同時に扱うときのマナーもあります!
これもぜひ覚えましょう。

1.両手で器を持ち上げ、左手にのせます。
2.右手で箸を取り上げ、箸先を左手の中指と薬指の間に挟みます。
3.右手を滑らせ、箸が持ちやすいように反転させます。
4.正しく持ちます。

 

●箸づかいのタブー!







 
たくさんあります!けっこう知らずにやってる方、いるらしいです。
恥をかかないように、これは絶対覚えておくべき!
  • 移り箸…おかずからおかずに移ること
  • 迷い箸…どれを食べようかと箸を持って迷うこと
  • 刺し箸…箸を食べ物に突き刺して食べること
  • 涙箸…箸の先から汁物などの汁をぽたぽた落とすこと
  • 渡し箸…食器の上に箸を渡して置くこと
  • 寄せ箸…箸先を器にかけて引き寄せること
  • さぐり箸…器の中のものを箸で探って食べること
  • 持ち箸…箸を持った手で同時に他の食器を持つこと
  • 噛み箸…箸を噛むこと
  • もぎ箸…箸についたものを口でもぎとること
  • ねぶり箸…箸の先をなめたり、くわえたりすること

など…まだまだたくさんあります!

 

●最後に…


 
いかがでしたか?
やはり誰しもタブーはしてしまったことはあると思います。
今までマナーを守れていなかった!というかたも、
これから気をつけようと、努力することが大切です。


一緒に食事をする相手に不愉快な思いをさせないように、
マナーを守って、楽しい食事の時間にしたいものですね。

 
 

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